体験教育EXPERIENTIAL EDUCATION

私たちは、創業以来、60年野外教育事業に取り組んできました。自然の中での体験を通じて、挑戦し、乗り越える「成功体験」を重ねることが、子どもたちの自信や成長につながると考えています。

現在は100以上の多様なプログラムを展開し、青少年の健全な発達を支えています。その知見はクラブ団体や企業研修などにも活かされ、人と組織の成長を促す学びの場として、世代や立場を超えて提供しています。

ORIGIN体験教育の起源

スクロールできます

1968年

野外教育事業の始まり

1994年

マックアースネイチャースクール開設
ハチ高原スキーアカデミー開設

2002年

マックアースネイチャースクールマキノ校開設

現在

年間約600団体の受け入れ

EXPERIENTIAL EDUCATION体験教育の考え方

体験教育の理念:教室での座学では得られない、大自然の中での自発的な学びと気づき

なぜ「体験教育」なのか教室では得られない学び

今の時代だからこそ、自然の中でこそ起きる「気づき」や「挑戦」が、子どもたちにとって重要な学びになると私たちは考えています。知識を覚えることや正解を導く力は、教室での学びによって身につけることができます。一方で、自ら感じ、考え、行動する力は、実際の体験を通じてこそ育まれるものです。

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自然の中での体験は、思い通りにいかない場面の連続です。天候の変化、環境の違い、仲間との関わりなど、すべてが予測通りに進むわけではありません。だからこそ、子どもたちは自分自身と向き合いながら、「どうしたらよいか」を考え、一つひとつ選択を積み重ねていきます。その過程で生まれる戸惑いや失敗も、かけがえのない学びの一部です。

こうした体験の中で得られる気づきや学びは、机上の学習では得られない深い成長につながります。自分の感情や考えを言葉にし、仲間と共有しながら前に進む経験は、自己理解を深め、他者を尊重する力を育てます。体験教育は、知識を身につけるための学びではなく、これからの社会を生きていくための「生きる力」を育む場であると、私たちは考えています。

成功体験が生まれる「プロセス」失敗と挑戦を重ねる中で生まれる学び

体験教育における成功体験とは、最初からうまくいくことではありません。むしろ、思い通りにいかないことや、失敗、戸惑いに直面するところから学びは始まります。自然の中での活動では、環境や状況が常に変化し、予想外の出来事が起こります。そうした場面で、仲間と話し合い、協力しながら、自分なりに工夫し、課題に向き合うことが求められます。

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私たちは、この「うまくいかない経験」こそが、成長に欠かせないプロセスだと考えています。失敗を経験し、それを乗り越えようと試行錯誤する中で、子どもたちは粘り強さや主体性を身につけていきます。そして、最後までやり遂げたときに得られる達成感が、確かな成功体験として心に残ります。

私たちのプログラムでは、指導者が答えを与えすぎることはありません。必要以上に手を出すのではなく、子どもたち自身が考え、選択し、挑戦できる「余白」を大切にしています。その過程で生まれる気づきや学びは、誰かに教えられたものではなく、自分自身で獲得したものです。だからこそ、「自分の力で乗り越えた」という実感が生まれ、それが次の挑戦へ踏み出す自信へとつながっていきます。

成長のプロセス:失敗や試行錯誤を乗り越え、自らの力で課題を解決する成功体験の構築
社会性の育み:仲間との協力や五感を通じた自然体験が、心身の健全な発育を促す様子

子ども・青少年の成長につながる理由人と関わり、心と体を育む体験

自然体験の中では、学校や日常生活とは異なる環境で、他者と関わる機会が数多く生まれます。年齢や性格、得意・不得意の異なる仲間と共に行動する中で、協調性や思いやり、責任感といった社会性が自然と育まれていきます。自分一人では成し遂げられないことも、仲間と力を合わせることで乗り越えられる。その経験が、人と関わる力の土台をつくります。

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また、自然の中で身体を動かし、五感を使って活動することは、心と体の健全な発達にも大きく寄与します。風の音や土の感触、自然の匂いなど、日常では得られない刺激を受けることで、感受性が養われ、心身のバランスが整っていきます。こうした体験は、成長期の子ども・青少年にとって欠かせないものです。

さらに、活動の中での成功や失敗を仲間と共有する経験は、自己肯定感を高め、自分を信じる力を育てます。思い通りにいかなかった経験も、仲間に支えられながら乗り越えることで、前向きな学びへと変わっていきます。私たちは、体験教育を通じて、子どもたちが将来にわたって自分らしく成長し、社会の中で生きていくための確かな土台を築いていきたいと考えています。

100以上のプログラム多様なニーズに応える体系的なプログラム設計

私たちは、年齢や目的、参加者の特性に応じて最適な学びを提供できるよう、100以上の多様なプログラムを整備しています。自然体験を軸としながらも、体力づくり、協働活動、課題解決、コミュニケーションなど、育成したい力に応じて選択できる体系的な構成が特長です。単発で完結する体験型プログラムから、継続的に取り組むことで段階的に挑戦のレベルを高めていくプログラムまで、幅広く設計しています。

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また、学校行事や学年単位での実施、クラブ・スポーツ団体での合宿、各種団体研修など、参加者の背景や目的に合わせた柔軟な対応が可能です。事前の打ち合わせを通じて目的を共有し、プログラム内容や進行を調整することで、より効果的な学びの場を提供しています。こうした対応力は、長年にわたり現場で培ってきた運営経験と教育ノウハウに支えられています。

100以上というプログラム数は、時代や社会の変化に合わせて内容を磨き続け、現場の声を反映しながら積み重ねてきた結果です。私たちは、これからも多様なニーズに応えながら、質の高い体験教育を提供し続けて参ります。

体系的なプログラム:年齢や目的に合わせて選択できる100以上の多様な教育カリキュラムのイメージ
企業・団体向け研修:大自然を舞台にしたチームビルディングと組織の力を引き出す研修プログラム

企業研修・団体研修への展開体験を通じて人と組織の力を引き出す研修

体験教育で培ってきたノウハウは、子どもたちだけでなく、企業研修や各種団体研修にも活かされています。自然の中での体験は、日常の業務環境とは異なり、立場や役職、年齢を越えて人と向き合う機会を生み出します。普段の職場では見えにくい一人ひとりの考え方や行動特性が、体験を通じて自然に表れます。

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研修プログラムでは、課題解決やチームビルディングを軸に、参加者同士が協力しながら目標に向かうプロセスを重視しています。自分の役割を考え、仲間と意見を交わし、試行錯誤を重ねる経験は、企業や組織においても共通するものです。成功や失敗を振り返り、気づきを言語化することで、個人の成長だけでなく、チーム全体の学びへとつなげていきます。

こうした体験を通じて得られる気づきは、コミュニケーションの質の向上や相互理解の深化、主体的に行動する姿勢の醸成につながります。私たちは、体験教育の手法を活かしながら、人と組織がより強く、よりしなやかに成長していくための研修の場を提供しています。

これからの体験教育次世代へつなぐ、変わらない価値と進化する学び

時代や社会環境が大きく変化する中においても、体験教育が持つ本質的な価値は変わりません。人と自然、人と人との関わりの中で生まれる学びは、知識や技術だけでは補うことのできない、人としての土台を育てます。多様な価値観が交差する現代社会だからこそ、実体験を通じて他者と向き合い、自ら考え行動する力が、これまで以上に求められています。

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私たちは、創業以来60年にわたり培ってきた野外教育・体験教育の知見を大切にしながら、時代の変化や社会の要請に応じた新しいプログラムや学びの形にも挑戦し続けています。教育現場や地域、行政、企業との連携を通じて、より多様な立場の人々に体験の機会を提供し、その価値を広げていくことも重要な役割だと考えています。

体験を通じて人が成長し、その成長が地域や社会に還元される。私たちは、そうした前向きな循環を生み出し、次の世代へと確実につないでいくことで、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

次世代への継承:60年の歴史を礎に、持続可能な社会に向けて進化し続ける体験教育の循環

OUR FACILITIES運営施設一覧

滋賀県

マキノパークホテル&セミナーハウス

株式会社マックアース
滋賀県高島市マキノ町高木浜2-1-5

  • 客室:31室

兵庫県

パークホテル白樺館

株式会社MEリゾート但馬
兵庫県養父市丹戸896-2

  • 客室:64室
  • ネイチャースクール
  • SIA公認ハチ高原スキーアカデミー

兵庫県

ANNEXフォレストロッヂ

株式会社MEリゾート但馬
兵庫県養父市丹戸893-3

  • 客室:26室

兵庫県

ヒュッテしらかば

株式会社MEリゾート但馬
兵庫県養父市大久保1659

兵庫県

兵庫県立嬉野台生涯教育センター

株式会社MEリゾート但馬
兵庫県加東市下久米1227-18